講演会参加 2017-02-05

「疲れない山登り&日頃のトレーニング」

講師  国立鹿屋体育大学教授 山本 正嘉 氏

主催  栃木県勤労者山岳連盟

担当  教育部担当 竹内 律 (サンクスポーツクラブ陽東 山歩会 の顧問)

参加者(山歩会の会員)  私の周囲で6名を確認。さらに参加者が居たと思います。

駐車場で手間取り、開始時刻に5分遅れる。資料はすべて配布済で入手不可。

説明を聞いただけでは、正確に記憶できず講演内容は省略。

 

参考までに山本教授が執筆した書籍のご案内。

(この本の一部が今回のテーマです。)

 

タイトル  「登山の運動生理学とトレーニング」

目次

第1章 登山と健康

第2章 登山界の現状と課題

第3章 登山の疲労とその対策

第4章 登山のための体力トレーニング

第5章 海外での高所登山・トレッキング

第6章 登山における人間の可能性と限界

 

竹内顧問の教え

セミナー終了時のあいさつの一部です。

(私の印象を記載。顧問より連絡があれば訂正します。)

 

山に登ることで老化を防ぎ、健康を維持するのではなく、

自分の行きたい場所に行けるように、

日ごろからトレーニングを続けましょう。

セミナーの印象

・私の年代は登山中の事故が多い。

・経験を積んだベテランでも事故に合う可能性がある。

・日常生活では問題が無くても、登山中に心肺機能の異常が生じる可能性もある。

・登山は、コースにより、1500メートル以上の高所で、重量のあるザックを背負い、長時間歩行することがある。

・この状態は、本人が意識している以上に体に負荷がかかる。

 

・目標を設定する。

・自分が行きたい山に合わせてトレーニングの内容を変える。

・日ごろのトレーニングで気力と体力を維持することが重要。

 

・登山に備えて日ごろからトレーンイングを実施していても、運動量が不足することがある。

・階段を登る・平地を歩く・平地のジョッキング等は登山の負荷よりも軽いことがある。

・負荷に合わせて必要な量をこなそうとしても、飽きてしまい継続しにくい。

 

・登山のトレーニングは、繰り返して低山に登ることが良い。回数は年齢により、月に2回から7回位。

 

反省と対策

反省

・山歩会の山行で、「グループの後ろの方でゆっくり歩ければなんとかついていける。」 は体力不足で危険。

・日ごろの運動量が少なく、肝心な時に体力が不足し、リカバリーできない。

・1月29日に雲竜渓谷で転倒したのはこの状態。

 (一定の距離を歩き疲労しているのに、危険な場所はここだけ。あと少し(2~3分)で通過する。と油断していた。)

 

応急対策

・自分が行くコースを調べ、行く/行かない を正しく判断する。

・「無理をすれば行けるかもしれない。」 から 「このコースならば行ける。」に意識を変えて安全性を高める。

 

 

昼食後に榛名山に登る。(個人の部)

講演会終了後は、宇都宮市篠井の榛名山に登りました。

駐車所を出る時から雨具を付けてゆっくりと往復。

 

山歩会では、前の人と同じコースを歩くので迷いが無い。

今回のように一人で歩くと、斜面のどこを歩くか迷う。

雨で落ち葉が滑るため、両足の安定を確認しながら落ち着いて進む。

 

その結果、榛名山を往復した時間は、コースタイムの90分に対して120分(1.3倍)。

これが私の実力です。

午前中のセミナーの話とも一致します。

 

コース周囲の風景(写真集)