2017-07-09 古賀志山 岩登り訓練

山歩会の会員12名は、2017年7月9日に、古賀志山での岩登りの訓練に参加。訓練は竹内顧問の指導のもとでを実施。天候に恵まれ岩の表面が滑らず安心して挑戦できた。設置済のロープや鎖だけでなく、持参したロープ等を利用し安全に登る技術を学ぶ。

 

山歩会は、7月21日~24日の予定で、穂高(奥穂高行グループと西穂高行グループに分割)への山行を計画中。鎖場等で自分自身を確保する技術の取得も目的の一部。

 

移動時刻

1

陽東コミセン発 8:15

 

古賀志山駐車場発 9:20

1番目の岩場着 10:45

2番目の岩場着(訓練) 11:00

3番目の岩場着(昼食) 12:25

3番目の岩場登攀開始   12:37

4番目の岩場着 12:55

古賀志山 山頂着 13:23

駐車場に戻る 14:53

 

陽東コミセンに戻る 16:00

コース

写真集

陽東コミセン  古賀志山の駐車場

展望台経由で岩場を目指す (ハイキング)

休息を入れてハイキングが続く

最初の岩場

竹内顧問より

・最初の小さな岩場です。自分の体力と技術に自信を持って、3点確保で登りましょう。

・ロープや鎖は有りません。

 

全員が余裕をもって登りました。 登攀前後で表情に変化あり? 余裕の笑顔が集まりました。

 

2番目の岩場の前で待機 (ロープ等を設置します)

竹内顧問より

・ここで本格的な訓練を実施します。

 

・竹内顧問と小島さんと前澤さん等がロープ等の準備をします。

・会員は、120cmのスリングを体に巻きなさい、(チェストハーネス)

 

・体力に自信がある人。

 1本のロープにブルージックで巻き付けた補助ロープと、自分のカラビナを接続して自力で登りなさい。

 

・体力に自信が無い人。

 2本組のロープを選びなさい。状況に応じて竹内顧問が引き上げます。

 (上部のカラビナが滑車になっている?)

 

2番目の岩場で訓練開始 (一人ずつ確実に登る)

下部で、小島さんが会員の体とロープの関係を確認。

上部で、前澤さんが、会員の体とロープを分離。

 

会員は自力でさらに上を目指す。この場所には留まれない。

 

前澤さんと小島さんが登り、最後に、ロープ等を回収した竹内顧問が登る。

 

岩場が大きく下からは撮影困難。早めに登り自分が立てる場所を探したが、登攀者の邪魔にならない場所が見つからない。

(ここからは登攀途中の写真を撮影できない。)

 

昼食は、3番目の岩場の元で

3番目の岩場は鎖で登る

竹内顧問より

既存の鎖を利用します。

 

鎖を利用した滑落防止について

・ハーネスに付けたカラビナを鎖にかけます。

・基本的に鎖は数メートル毎に岩に固定されており、そこで滑落が止まります。

・しかし、ここの鎖は最下端が固定されていません。カラビナが抜け落ち滑落します。

・自分の力で登りなさい。

岩の途中で待っています。

 

小島さんより

穂高では、道幅と登山者数の関係で、カラビナと鎖を接続した状態で長時間停止する可能性もあります。

 

中間地点で見守る竹内顧問の脇を抜け、さらに上へ進む

竹内顧問より上に登り、顧問と登ってくる会員を撮影

 

私の位置が悪いため、顧問の位置から下側の急斜面を撮影できません。

 

4番目の岩場へ向かう

4番目の岩場を前に

竹内顧問より

・今までよりも高さは低いが、途中に微妙な場所があり登り難い。

・左右の壁に足をかけて、上に移動することを勧める。

・あるいは、わずかな凸部に足をかけ、体を持ち上げることも可能。

・自分の判断力を信じて登りなさい。

・上で待ちます。

 

問題の個所を越えるには

1本の鎖有り。

柔らかな体と強い筋肉が有れば通過できます ?

 

(程良い高さの岩なので、下から撮影。)

 

岩場の通過訓練が終了し記念撮影

参加者は13名。写真プラス前澤さん。

古賀志山の山頂

せっかく来たので頂上経由で戻りましょう

 

ハイキングコースを下山 (岩場の下りは省略)

ここで一周 林道を渡り駐車場へ

無事 駐車場に戻り、温泉無しでコミセンに帰る

感想

岩場の通過訓練のため、竹内顧問は20キロ以上の用具(ロープ等)を持参したと思います。

お世話になり、ありがとうございました。

 

今回の訓練に参加し、ようやく穂高へ行こうと思うようになりました。

私にとって、山小屋泊、3泊4日の連続した山行、高度3190メートル等は未知の世界です。当日何がおこるかは予測できませんが、細心の注意を払います。よろしくお願いします。

 

自分が立つ場所に苦労し、岩場での撮影が難しいことを理解しました。次回よりスリングやカラビナを利用し、動きのある写真を撮影す可能な場所を選べるようになりたいと思います。